新風義塾 塾長 瀬戸山久子(せとやま ひさこ)
1949年、三重県鈴鹿市生まれ。
池坊短期大学研究科卒業後、70年、大阪万博でコンパニオンをつとめる。71年、出会いから半年でスピード婚を強行、同年7月、夫の留学に伴いカナダへ。家計を支えるために家政婦など数々の仕事を経験。
85年、ジェームス松本氏と皮・毛皮製品の専門店 Jame Moto Enterprises およびツアーサービス会社 ShowFlex International Inc. を設立し、副社長に就任。また、自社ブランド「Chako for JME」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍。95年、エグゼクティブ・マガジン誌の「海外で最も精力的に働く女性」の一人に選ばれる。2001年、トロント・ファッション・ウイークに初の日本人デザイナーとして参加、日本の着物素材を取り入れた斬新なデザインとシルクのような肌触りのレザーで注目を集める。現地メディアの取材多数。また、テレビ朝日系の番組で自社の毛皮工場が紹介された。
一方、トロント新企会やフォレストヒル・ロータリークラブのメンバーとしてチャリティ活動に尽力するなど多方面で活躍。2012年5月、東日本大震災復興支援活動などにより、国際ロータリークラブ・フォレストヒル支部にてポール・ハリス・フェロー賞(サファイア)受賞。同年7月、会社経営をマネージャーに譲渡して、松本氏とともに引退。同年10月、長年にわたるトロント日系社会に対する多大な貢献が認められ、トロント日系文化会館より、礎アワードを松本氏とともに受賞。同賞を戦後の移住者が受賞するのは初めて。
同年12月、カナダのトロントを拠点にチャリティ活動、日加間活動の企画、開催、支援などを行う新風義塾を発足。
2013年1月9日、ハワイのラジオ局 KZOO RADIO の番組「ハワイに広げよう サークルサークル」に出演。番組の模様はこちら。同月より bits誌ウェブ版にて連載コラム「心のエステ」をスタート。2月にトロントで三重県人会「おいん三重県」を発足、会長に就任。
2013年より、東日本大震災被災児童自立支援プロジェクト「Support Our Kids」のトロント実行委員長として、毎年、被災児童10名を招待している。
2015年、トロント市の姉妹都市である相模原市の相模原市友好都市親善アドバイザーに就任。両市の友好都市25周年記念行事となる桜プロジェクトに着手。相模原商工会の後援も得て、同年7月、トロント市東部に位置するバークデール公園に第一回目の桜植樹を行う。
2015年11月4日、初の著書「ゼロになれることは素晴らしい その時が新たな出発点」を出版。
トロントの日系文化会館理事会特別相談役。相模原市友好都市親善交流アドバイザー。SOKトロント代表。桜プロジェクト・イン・トロント代表。ロータリークラブ トロント – フォレストヒル会員。一男一女の母。